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。 運河周辺とパナマ市郊外にて(その2)
クレイトンにて
ガンボアにて
ガンボアとダンプ地域は、人造湖のガツン湖に隣接した沼と湿地帯にあります。水辺に生息する鳥が、数多く見られます。
上記の絵はイエスキリストトカゲという変わった名前がついています。それは、体長20センチほどのこのトカゲは、水面を超スピードでガニ股で走り、絶対に沈みません。イエスキリストも、水の上を歩いて不信仰なペテロを戒めたという有名な話が聖書に出ています。それをもじってこの名がつけられたということです。
ムラサキバンはガンボアリゾートホテルのレストランのベランダから下を見下ろしたら、2,3羽、藻の密集したところでえさをついばんでいました。この鳥は太陽の光線で羽の色が緑、青、紫に変わり、とても美しく輝きます。大きさは鶏を一回り小さくしたくらいです。
以下はガンボアとダンプ地域に見られた種類です。
ダンプ
ハゲノドトラフサギ スミレガシラハチドリ
ズグロトラフサギ シロビタイシマセゲラ
ヒメアカクロサギ キバラヒタキモドキ
ハシグロリュウキュウガモ キバラタイランチョウ
ノバリケン アカボウシヒタキモドキ
ユウガアジサシ キンビタイヒメモズモドキ
タニシトビ ベニエリフウキンチョウ
ムラサキバト カワラヒメウリ
リュウキュウツバメ オビナシショウドウツバメ
ガンボア
オビハシカイツムリ
アメリカムラサキバン
ナンベイレンカク
バン
ミサゴ
パナマ湾にて
シロトキは市街から砂浜を眺めると数十羽が群れをなして歩き回っていました。体長は普通のサギと同じくらいです。遠くからでも赤いくちばしが鮮やかにみられ、周りのシギたちと比べて目立っていて、とても圧巻でした。
運河につながるアマドールやカスコビエホに近い海岸は道路拡張工事で砂浜がなくなっていますが、パナマビエホに近い海岸はまだそんなに工事がされていないので数多くの水鳥が見られました。ただ、私の滞在中、その地域のマングローブを伐採してゴルフ場などの巨大プロジェクトを計画していましたので、今はどうなっているかわかりませんが。以下はパナマ湾で見られた種類です。
ダイサギ ルリミツドリ
オオアオサギ ヤシフウキンチョウ
ヒメアカクロサギ キンノジコ
シロトキ ムラサキバト
ハジロオオシギ サンショクマイコドリ
ワライカモメ キゴシツリスドリ
オオキアシシギ ナツフウキンチョウ